クリエイター出身のプロレスを愛してやまない税理士 雑記その9『費用対効果』

09 Aug 2021

気が付けば東京オリンピックが終わり、コロナ感染者数は増加の一途、、、オリンピック免罪符がなくなり、再びプロレスが無観客にならないことを祈るばかりです。

思い返せば我慢我慢の無観客配信期間から晴れて有観客開催の再開となった時は、チケット代がいくらでも生で観たいと思ったものでした。

それを知ってか知らずか、再開時の新日本プロレスは後楽園ホール全席8,500円となりました。つまり特別リングサイドも南最後列も同じ8,500円。

今までは特別リングサイド8,500円~立見3,500円まで数種類に区分されていましたが、観客数も限られる中で主催者側も経営上苦渋の金額設定と、少なくとも私は許容しました。

ただ、慣れとは怖いもので、有観客が当たり前になると後楽園ホールの集客も目に見えて落ちていき、先ごろは南後方半分は空席無人、北はスクリーンでつぶして席をなくすほどになってしまいました。。。棚橋弘至選手はその閑散とした会場を見て涙ぐんだほど、暗黒の時代を彷彿とさせる悲しい状況でした。

その金額設定がようやく8,500円と5,500円の2種類と変更されました。つまり南最後列は5,500円となったわけです。

そうなった途端、みるみる集客が戻りました!最近は北側全開放、南最後列まで(宣言下基準における)ほぼ満員!

売価設定は需要と供給のバランスで決められ、顧客は費用対効果を見極めて意思決定する様をプロレス観戦から体感できた、そんな7月でした。

8月は新日本と全日本とNOAHを観戦します、いや観戦できますように!